7月のクレジットカード利用は減少

[Financial Express]2025年7月のクレジットカードの取引量は前月比で減少し、特に利用額が大幅に減少した。

バングラデシュ銀行(BB)の最新データによると、2025年7月のバングラデシュ国内のクレジットカード取引総額は308.3億タカで、2025年6月の311.4億タカと比較して増加した。

総額のうち、国内クレジットカードは購入に286億8000万タカ(93.01%)、現金引き出しに20億4000万タカ(6.63%)、資金振替に1億1000万タカ(0.36%)が使用された。

一方、中央銀行のデータによると、バングラデシュ国外でのクレジットカードの総利用額は、6月の54億9000万タカ超から2025年7月には47億9000万タカとなり、12.81%減少した。

特に海外の百貨店において、カード会員の利用は国境を越えた取引の約29.87パーセントを占めた。

とりわけ、小売店サービスは越境取引の17.50パーセントを占め、医薬品および薬局は11.23パーセント、運輸は10.95パーセント、ビジネスサービスは7.50パーセント、衣料品は7.42パーセント、その他のさまざまな部門は15.53パーセントを占めた。

国境を越えた取引を国別に見ると、クレジットカード取引の大部分は米国で行われ、昨年7月には16.57パーセントを占めた。

その他の国では、残りの国境を越えた取引の11.99%が英国、10.84%がタイ、8.20%がシンガポール、7.97%がマレーシア、5.83%がインド、5.28%がカナダ、4.15%がオランダ、3.64%がUAE、3.42%がオーストラリア、3.30%がサウジアラビア、2.93%がアイルランド、15.88%がその他の国で行われた。

2025年7月、外国人による国内のカード総取引額は18億8000万タカで、6月の19億5000万タカと比較して前月比3.59パーセントの減少となった。

外国で発行されバングラデシュ国内で使用されるカードは、主にデパートでの取引に使用され、この期間の全取引の27.17パーセントを占めた。

外国人によるカード経由の現金引き出しは約25.52パーセントを占め、送金による流入は13.71パーセントだった。

運輸関連の取引は13.11パーセントを占め、残りの部門は合計で総取引量の20.49パーセントを占めた。

バングラデシュ国民によるインド国内でのクレジットカード取引は、2025年7月には2億7900万タカにまで落ち込み、6月の3億3900万タカから17.70パーセント減少したことがBBデータで明らかになった。

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Bangladesh News/Financial Express 20250920
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/credit-card-usages-decline-in-july-1758305154/?date=20-09-2025