地元住民と警官が衝突し、立ち退き運動が暴力に発展

地元住民と警官が衝突し、立ち退き運動が暴力に発展
[The Daily Star]昨日、クルナ市ムジグニ地区のバストゥハラ・コロニーで立ち退き運動中に警察と地元住民の間で衝突が起こり、数人が負傷した。

地元住民によると、立ち退きは午前9時に開始され、土地の所有権を正当な所有者に引き渡す予定だった。しかし、2エーカーのコロニー地に現在居住している約200世帯の抵抗により、作業は延期された。

午前10時頃、警察が立ち退きを阻止しようとした住民を警棒で突きつけたことで、事態はエスカレートした。抗議者たちは報復としてレンガを投げつけ、警官隊は一時撤退を余儀なくされた。その後、警察は群衆を解散させるために催涙ガス弾を発射し、住民は避難を余儀なくされた。

衝突の間、興奮した地元住民は、移動のために運ばれてきたブルドーザーを破壊した。

警察によると、立ち退きは治安判事の指示に基づいて行われたが、暴動を受けて中断されたという。「裁判所の命令に従っている。しかし、状況により、立ち退きは一時的に中断されている」と、カリシュプール警察署のミール・アタハル・アリ署長は述べた。「警察官6人が負傷した」と付け加えた。

問題の土地は数十年にわたり紛争の的となっている。1987年、政府の住宅局はムジグニの区画を抽選で42人の割当人に売却した。当局によると、所有者は区画を購入したにもかかわらず、未だに所有権を受け取っていないという。

一方、バストゥハラ・コロニーには、避難民と自認する200世帯近くの低所得世帯が長年暮らしており、彼らはリハビリテーションなしに強制退去させられれば、ホームレスになってしまうと主張している。

「他に行くところがない。政府は立ち退きを命じる前に、確実に再定住させるべきだ」と住民の一人、ナズリン・ベグムさんは語った。

地元住民ナズムル・カリムさんは、負傷者数名が治療のためクルナ医科大学病院に搬送されたと語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20250922
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/eviction-drive-turns-violent-locals-clash-cops-3991266