[Financial Express]ロンドン、9月22日(ロイター): ロシアと中東情勢をめぐる懸念が供給過剰への不安に相殺され、原油価格は月曜日に下落した。
OPEC第2位の産油国であるイラクは、OPEC協定に基づき原油輸出量を増加させていると、国営石油販売会社SOMOが発表した。同社はまた、9月の輸出量は日量340万バレルから345万バレルになると予想している。
ブレント原油先物は、13時40分(GMT)時点で55セント(0.8%)下落し、1バレル66.13ドルとなった。ブレント原油は8月初旬以降、1バレル65.50ドルから69ドルの間で推移している。月曜日に満期を迎える米国産WTI原油10月限は、67セント(1%)下落し、1バレル62.01ドルとなった。
原油価格と連動して動くことが多い米国株は、ビザ発給制限やFRBの次回金利動向に関する憶測の高まりから月曜日に下落した。
中東では、西側諸国によるパレスチナ国家承認をめぐり緊張が高まった。また、東欧では、エストニアが金曜日にロシアの戦闘機が同国の領空に無断で侵入したと発表したことで緊張が高まった。しかし、これらの動きはいずれも石油供給の即時的な混乱にはつながらなかった。
ブレント原油とWTI原油は、大量供給と需要減退への懸念が市場心理を圧迫したため、金曜日に1%以上下落し、先週の小幅な下落となった。
Bangladesh News/Financial Express 20250923
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-prices-dip-as-iraq-increases-exports-amid-demand-concerns-1758562124/?date=23-09-2025
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