[Financial Express]ロイター通信は、米国の追加利下げ期待の高まりと政治的不確実性の中での安全資産としての需要の持続を背景に、金は月曜日に史上最高値に急騰したと報じた。
投資家は新たな政策シグナルを求めて、今後の連邦準備制度理事会の演説や主要なインフレデータを注視している。
金現物は、午前9時53分(米国東部時間)(午前11時32分)時点で1%上昇し、1オンスあたり3,718.71ドルとなった。取引序盤には3,728.22ドルの過去最高値を記録し、その後上昇した。12月限の米国金先物は1.3%上昇し、3,752.60ドルとなった。
キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は、「ロシア・ウクライナ戦争など、依然として不安定な地政学的問題を抱える中、安全資産としての需要は引き続き高まっている。先週のFRBによる利下げ、そしておそらく年末までにさらなる利下げが実施されるだろうことも、金価格を支えている」と述べた。
ロシア国防省は月曜日、同国軍がウクライナのドニプロペトロフスク州カリニウスケの集落を制圧したと発表した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、昨年12月以来初めて政策金利を25ベーシスポイント引き下げ、労働市場の軟化を理由にさらなる緩和の意向を示した。
投資家は、今週行われるFRBの一連の講演に注目している。火曜日のジェローム・パウエル議長の発言もその一つで、FRBの金融政策の方向性に関する新たなシグナルが示唆されるだろう。金曜日に発表される米国のコア個人消費支出価格データも注目されている。
一方、英国の金購入量は季節的に例年より減少していたが、その後中央銀行の需要が63トンに回復し、2022年以降の平均と同水準となり、強気な見方を強めているとソシエテ・ジェネラルは月曜日のメモで述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250923
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-hits-fresh-record-high-as-investors-eye-further-rate-cuts-1758562113/?date=23-09-2025
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