パレスチナ国家は協議後に誕生すべき

パレスチナ国家は協議後に誕生すべき
[Financial Express]フランクフルト、9月22日(AFP):ドイツは月曜日、イスラエルとパレスチナが二国家解決に向けて交渉するまではパレスチナ国家を承認しないとの立場を再確認した。

この発言は国連総会を前にしたもので、日曜日に承認したオーストラリア、英国、カナダ、ポルトガルに続き、フランスがパレスチナ国家を承認する最新の国になると見込まれている。

この承認は、数万人を殺害し、同地区の大部分を壊滅させ、イスラエルの同盟国から声高な非難を浴びせているガザ地区でのイスラエルの軍事作戦に対し、圧力をかけるのが狙いだ。

イスラエル政府は、パレスチナ国家を承認することはハマスと、戦争のきっかけとなった2023年10月7日のイスラエルに対する前例のない攻撃に報いるものだと主張している。

ドイツのヨハン・ワデフル外相はニューヨークの国連に向かう際、「交渉による二国家解決こそが、イスラエル人とパレスチナ人が平和、安全、尊厳を持って暮らすことができる道である」と述べた。

「ドイツにとって、パレスチナ国家の承認はプロセスの最終段階に位置付けられる。しかし、このプロセスは今始めなければならない」と彼は述べた。

ドイツはホロコーストに対する歴史的責任を考慮し、イスラエル国家への支援を外交政策の柱に据えている。

しかし、国連が沿岸部の一部で飢きんを宣言するなど人道状況が悪化する中、ドイツ政府はここ数カ月、イスラエルのガザ地区軍事作戦とそれがパレスチナ民間人に与える影響について批判を強めている。

今週、140人以上の世界の首脳が、パレスチナ人の将来問題が主な議題となる国連総会年次首脳会議のためにニューヨークに集結する。

イスラエル軍の迎撃

ガザから発射された弾丸

イスラエル軍は、ガザ市から月曜日に発射された砲弾を迎撃したと発表した。ガザ市では現在、部隊が同地域最大の都市中心部を占領するため大規模な地上攻勢を続けている。

同省はこれに先立ち、発射体はガザ地区との国境に近いナハル・オズ地区に向けて発射されたと発表していた。

「ガザ市地域から飛来した砲弾がIAF(イスラエル空軍)によって迎撃された」と軍は声明で述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250923
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/palestinian-state-should-come-after-talks-1758563410/?date=23-09-2025