世界の債務は過去最高の338兆ドルに達する

[Financial Express]ロンドン、9月25日(ロイター): 木曜日に発表された四半期報告によると、世界債務は第2・四半期末に過去最高の337兆7000億ドルに達した。世界的な金融環境の緩和、米ドル安、主要中央銀行の金融緩和姿勢が背景にある。

金融サービス業界団体の国際金融協会は、今年上半期の世界債務が21兆ドル以上増加し、337兆7000億ドルに達したと発表した。

IIFの調査によると、米ドル建て債務残高の増加幅が最も大きかったのは中国、フランス、米国、ドイツ、英国、日本だが、その一部はドル安によるものだった。米ドルは主要貿易相手国バスケットに対して年初から9.75%下落している。

IIFは世界債務モニターの中で、「この増加の規模は、パンデミック関連の政策対応により前例のない世界的な債務増加が起きた2020年下半期に見られた急増に匹敵する」と述べた。

債務対GDP比(生産量に対する債務返済能力を示す指標)を見ると、カナダ、中国、サウジアラビア、ポーランドの上昇率が最も高かった。報告書によると、アイルランド、日本、ノルウェーではこの比率が低下した。

全体として、世界の債務対GDP比率は324%をわずかに上回った。


Bangladesh News/Financial Express 20250926
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/global-debt-hits-record-of-nearly-338-trillion-1758826854/?date=26-09-2025