[Financial Express]ワシントン 9月25日 (ロイター) - 米経済は第2四半期、堅調な個人消費と企業投資を背景に従来予想よりも速いペースで成長したが、貿易政策をめぐる不透明感が残ることから勢いは衰えている模様だ。
商務省が木曜日に発表したほぼ2年ぶりの急速な成長率は、輸入急増の鈍化による貿易赤字の急激な縮小も反映している。
経済の回復力は、8月の企業の設備需要が堅調だったことや、企業が労働者を蓄えているため先週の失業保険の新規申請件数が減少したことなどを示す他のデータによって強調された。
額面通りのデータは、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げはおそらく不当であることを示唆していた。経済学者たちは、ドナルド・トランプ大統領による輸入関税と移民取り締まりのせいで雇用が低迷していると指摘しているが、その結果、8月までの3ヶ月間で雇用の伸びがほぼ停滞し、FRBは先週、利下げを再開した。
「現在のFRB金利水準は経済を減速させておらず、労働市場にも悪影響を与えていないことは明らかだ」と、FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は述べた。「雇用の伸びが鈍化しているのであれば、問題は経済ではなく、トランプ2.0の移民政策にある。経済は極めて安定している」
米商務省経済分析局(BEA)は第3四半期のGDP推計で、前四半期の国内総生産(GDP)が年率換算で3.8%増と上方修正され、2023年第3四半期以来の高成長となったと発表した。
Bangladesh News/Financial Express 20250926
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/us-economy-grows-at-fastest-pace-in-nearly-two-years-in-second-quarter-1758826843/?date=26-09-2025
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