[Financial Express]アンタナナリボ、9月26日(アラブニュース): 頻繁な停電と水不足に対する1日の暴力的な抗議活動による被害を住民が把握していたため、金曜日のマダガスカルの首都では通りはほとんど人影がなかった。
アンタナナリボでの抗議活動は、主に若者からなる数百人のデモ参加者によって主導され、警察は激しい対応を見せ、群衆を解散させるためにゴム弾や催涙ガスを使用した。
暴動は夜になっても続き、銀行や商店が略奪され、放火されたことを受けて警察は夜明けから夕暮れまで外出禁止令を発令した。親政府派の国会議員3人の自宅も放火された。
政府の主要インフラプロジェクトの一つである、市の新しいケーブルカーシステムの駅も放火された。
病院関係者によると、この暴動で抗議参加者5人が死亡した。AFPは公式発表による死者数を確認できていない。
現場にいたAFP記者が目撃したところによると、金曜朝、驚愕した住民ら(中には涙を流す者も)が被害状況を調査していた。
治安部隊がデモ参加者の集合を阻止するために市内を巡回した木曜日とは異なり、警察の存在は市内の主要中央広場に限定されていた。
市内中心部の交通は午前中に再開したが、交通量は通常のレベルを下回ったままであった。
ダウンタウンの状況は落ち着いているように見えたが、アンタナナリボ郊外の商業地区では略奪の報告が続いている。
抗議者たちは、断水と停電が頻繁に発生し、全国の家庭や事業所が毎日12時間以上も停電に見舞われる事態に怒りを表明している。
インド洋に浮かぶこの島国は、サフランに次いで最も高価なスパイスの一つであるバニラの主要生産地であるにもかかわらず、世界で最も貧しい国の一つである。
アンドリー・ラジョエリナ大統領の政府が生活環境の改善に失敗したと非難する人もいる。
51歳のラジョエリナ氏は昨年末、野党がボイコットし、登録有権者の半数以下が参加した投票で3期目に再選された。
彼は2009年に初めて権力を握り、民衆運動を主導し、元大統領マルク・ラバロマナナ氏を追放したクーデターの恩恵を受けた。
国際的な圧力により2013年の選挙には立候補しなかったが、2018年に再選された。
Bangladesh News/Financial Express 20250927
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/madagascar-capital-deserted-after-violent-protests-1758906126/?date=27-09-2025
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