[Financial Express]ソウル、9月27日(AFP): 韓国で今年開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の合間に北朝鮮と米国が会談する可能性は「排除できない」と、ソウル外務省当局者は述べた。
2019年に行われた北朝鮮の金正恩委員長とドナルド・トランプ大統領による注目を集めた首脳会談が制裁解除と北朝鮮の核譲歩をめぐって決裂して以来、平壌とワシントンの関係は完全に冷え込んでいる。
それ以来、北朝鮮は自らを「不可逆的」な核保有国であると繰り返し宣言しているが、金正恩氏は最近、米国との対話を再開する意向を示している。
韓国外務省の高官は金曜日ニューヨークで、そのような協議は10月下旬に開始予定のアジア太平洋経済協力(APEC)フォーラムの場で行われる可能性があると述べた。
当局者は会談の可能性について問われると「可能性を排除することはできない」と述べた。
トランプ大統領は韓国の慶州市で開催されるこのフォーラムに出席するとみられる。
匿名を条件に語った当局者は、米朝会談がどこで行われるか、またどのような形で行われるかについては詳細を語らなかった。
トランプ大統領と金正恩氏はこれまで、厳密には依然として戦争状態にある韓国と北朝鮮を隔てる非武装地帯にある板門店で会談している。
トランプ大統領は最初の任期中に金正恩氏と3回会談し、2人は「恋に落ちた」と有名な発言をしたことがある。
両国の関係は、2019年にベトナムのハノイで行われた首脳会談後、北朝鮮が核開発計画に関してどのような譲歩をする意思があるかをめぐって決裂し、危機に陥った。
しかし、トランプ大統領は8月に、おそらく今年中に北朝鮮の指導者と再び会談したいと述べていた。
また北朝鮮の国営メディアは今週、金正恩氏が米国の指導者に「懐かしい思い出」を持っており、米国が北朝鮮の核兵器放棄要求を取り下げれば将来的な協議に応じる用意があると述べたと報じた。
金正恩氏は今月、北朝鮮国外に珍しく出国し、北京で行われた大規模な軍事パレードに中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領とともに出席した。
Bangladesh News/Financial Express 20250928
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/seoul-official-hints-at-us-n-korea-meeting-in-oct-1758986078/?date=28-09-2025
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