[Financial Express]モスクワ、9月29日(ロイター):ロシアと米国の間で戦略核兵器の削減協議をまず行う必要があるが、最終的には英国とフランスの核兵器も交渉に含める必要があると、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏が日曜に語ったと伝えられた。
ペスコフ氏の発言は、クレムリンが今月米国に対し、新戦略核兵器制限条約で定められた配備済み戦略核兵器の制限を、米国が同様の措置を取れば来年失効した後も1年間自主的に維持するという提案をしているさなかに出されたものだ。
ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏は、プーチン大統領の提案は「かなり良い」と思えるが、最終的な判断はドナルド・トランプ米大統領に委ねられていると述べた。大統領はロシアと中国との非核化協議を開始したいと表明している。
「当然のことながら、二国間レベルで協議を開始する必要がある。新戦略兵器削減条約(新START)は結局のところ二国間文書なのだ」とペスコフ氏はタス通信に語った。
しかし、長期的には、これらの兵器を抽象的なものとして捉え続けることはできません。これらの兵器は、欧州全体の安全保障と戦略的安定という全体的な問題の一要素である以上、なおさらです。
新STARTは2010年に当時の大統領バラク・オバマ氏とドミトリー・メドベージェフ氏によって署名され、1年後に発効し、ジョー・バイデン米大統領の就任後の2021年にさらに5年間延長された。
プーチン大統領は2023年にロシアの核兵器条約参加を停止したが、ロシアは核弾頭数制限を引き続き遵守すると述べた。プーチン大統領は今月、2022年2月にロシアが隣国ウクライナに侵攻したことを受け、トランプ大統領に対しロシアへのより厳しい制裁を課すよう説得を試みる中で、条約の制限を維持すると提案した。
ロシアと米国は、世界最大の核兵器保有量を保有している。新戦略兵器削減条約(新START)は、配備可能な戦略核弾頭の数をそれぞれ1,550発、運搬手段(ミサイル、潜水艦、爆撃機)の数をそれぞれ700発に制限している。
Bangladesh News/Financial Express 20250930
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/british-french-arsenals-must-be-part-of-n-disarmament-talks-1759159204/?date=30-09-2025
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