[Financial Express]ソウル、10月1日(AFP):韓国は、米国の関税やその他の制限による重要産業への圧力が高まっているにもかかわらず、9月の半導体輸出が過去最高を記録したことが水曜日の公式データで明らかになった。
韓国産業通商資源省のデータによると、ソウルの先月の半導体輸出額は166億ドルを超え、2024年9月より20%以上増加した。
経済産業省によると、この急増は、AIサーバーで使用されるHBMチップなどの高価値メモリの需要の高まりが要因となっている。
同国のもう一つの主要輸出品である自動車も好調で、自動車出荷額は64億ドルに達し、9月としては過去最高を記録した。
これらの好調な数字に牽引され、全体の輸出額は659億ドルに達し、過去42カ月間で最高となった。
輸出は米国を除く全ての主要地域に対して増加した。米国は鉄鋼、自動車、機械への関税の影響で前年比1.4%減の102億7000万ドルとなった。
アジア第4位の経済大国である中国は当初、米国から一律25%の関税を課せられたが、土壇場で15%の関税引き下げで合意を取り付けた。
韓国はワシントンの最大の貿易相手国の一つであり、自動車の輸出が最も多い。
同国はまだ合意に至っておらず、隣国日本とは異なり、自動車関税は25%から15%に引き下げられているものの、まだ発効していない。
鉄鋼やアルミニウムなど一部の主要輸出品に対しても50%の関税が引き続き課せられる。
キム・ジョングァン産業通商相は声明で、この新記録は「関税措置により対米輸出が減少するという不利な状況にもかかわらず、迅速に輸出市場を多様化した我が国企業の貴重な成果」だと述べた。
キム氏は「米国との関税交渉が続いているため、我が国の輸出をめぐる不確実性は依然として高く、警戒を怠らず迅速に対応する必要がある」と述べた。
同氏は「政府は我が国の企業が輸出競争力を維持できるよう政策支援を強化する」と付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20251002
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/south-korea-posts-record-semiconductor-exports-in-september-1759339863/?date=02-10-2025
関連