トランプ政権、グリーンランドの希土類鉱山開発企業への出資を検討

[Financial Express]ニューヨーク 10月4日 (ロイター) - トランプ政権当局者がクリティカル・メタルズ社の株式取得を協議していると、協議に詳しい関係者4人がロイター通信に語った。取得が実現すれば、ドナルド・トランプ大統領がかつて買収を示唆した北極圏のグリーンランド最大の希土類プロジェクトにワシントンが直接関与することになる。

この取引が成立すれば、タンブリーズ希土類鉱床にとって新たな政治的展開となるだろう。同鉱床は、ジョー・バイデン前大統領がロビー活動を行い、中国企業の提示額よりはるかに低い価格でニューヨークに拠点を置くクリティカル・メタルズに売却することに成功した。

ワシントンは最近、リチウム・アメリカズと議員マテリアルズの株式を取得し、世界経済全体で使用される鉱物の生産増加から米国が利益を得たいというトランプ大統領の願望を強調している。

クリティカル・メタルズの株式取得に関するワシントンの関心をめぐる協議の詳細は、これまで報じられていない。4人の情報筋は、交渉の機密性を理由に、氏名を明かすことを拒否した。

「数百社もの企業が、重要な鉱物資源プロジェクトへの投資を政府に求めようとしています」と、トランプ政権の高官はロイター通信のコメント要請に対し述べた。「現時点で、この企業と何か密接な関係にあるという話は全くありません」

クリティカルメタルズは繰り返し反応しなかった

メールと電話でコメントを求めた。グリーンランドはデンマークの半自治領であり、ワシントンのデンマーク大使館はコメント要請にすぐには応じなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20251005
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/trump-administration-eyes-stake-in-company-developing-greenland-rare-earths-mine-1759600188/?date=05-10-2025