[The Daily Star]バングラデシュ銀行は昨日、追放されたシェイク・ハシナ首相とその家族、およびSアラム・グループを含む10の企業グループによって洗浄されたとされる資金を回収するため、国際的に評価の高い法律事務所との契約締結に備えるよう銀行に勧告した。
この提案は、バングラデシュ銀行総裁アフサン・H・マンスール氏が議長を務めた、銀行の取締役とバングラデシュ銀行およびバングラデシュ金融情報ユニットの幹部との会議で出された。
会議中、業界グループによるマネーロンダリング疑惑に関する情報が銀行幹部らに共有された。
マーカンタイル銀行のマネージングディレクター、マティ・ウル・ハサン氏は、マネーロンダリングされた資金の追跡と回収の専門知識を持つ国際法律事務所と契約を結ぶよう助言を受けたと述べた。
同氏はさらに、合意に基づき、両社は広範な国際ネットワークを通じてマネーロンダリングされた資産を追跡し、その資産を他の当事者に移転しようとする試みを阻止する措置を講じることができるようになると付け加えた。
「そのため、マネーロンダリングされた資産を移管する前に、これらの企業と契約を結ぶよう勧告された」と同氏は付け加えた。
中央銀行の提案に従い、銀行は今月までに企業との契約締結のためのリードバンクを選定する。中央銀行はコーディネーターの役割を果たす。
同氏はさらに、企業が資金を追跡して回収に協力すれば、回収した資産の一部を受け取ることになるだろうと付け加えた。
「洗浄された資金を回収し、戻す努力をするのは、適切かつ組織的なアプローチだ」と彼は語った。
会議で、BFIUはマネーロンダリングを行っている企業として特定した125社も公表した。
Bangladesh News/The Daily Star 20251007
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/sign-deals-firms-recover-stolen-assets-4003686
	
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