「労働法案は非民主的だ」

「労働法案は非民主的だ」
[The Daily Star]バングラデシュ産業評議会(IBC)は、政府が労働者の主要提案を考慮せずに労働法の改正案を確定させようとしているとして抗議した。

昨日、ジャティヤ記者クラブで行われた記者会見で、IBC元事務局長サラウディン・スワパン氏は、政府の草案は「非民主的でILO条約第87号に反する」とする声明を読み上げた。

同氏は、最近の三者協議委員会の協議は、労働組合結成に必要な最低会員数について労働者代表が発言する機会を与えられないまま、突然終了したと述べた。

提案された方式では、従業員数が51~60人の工場では組合結成に80~100%の支持が必要となり、60~70人の工場では72%以上、70~100人の工場では50%以上、100~150人の工場では30%以上の支持が必要となる。「これにより、組合結成はこれまで以上に困難になるだろう」とIBCは述べている。

その代わりに、20〜50人の労働者がいる工場では10人の労働者で組合を結成でき、51〜200人の労働者がいる工場では20人、3,000人以上の労働者がいる工場では徐々に300人まで組合員を増やすことを提案した。

その他の要求には、6か月間の産休、退職予告期間を60日から30日に短縮すること、1年後に退職する場合、勤続年数1年につき1か月分の賃金を支払うことなどが含まれている。

IBCは10月12日に労働顧問に覚書を提出し、懸念が解消されないまま法律が成立した場合にはより広範な運動が起こると警告した。


Bangladesh News/The Daily Star 20251007
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/rights/news/draft-labour-act-undemocratic-4003256