[The Daily Star]世界銀行は火曜日、資金難に陥っているスリランカの最悪の経済崩壊からの回復は依然として「不均一かつ不完全」であり、多くの世帯が2022年の危機で失った生計をまだ取り戻せていないと発表した。
世界銀行は、南アジアの島国に関する最新の調査で、成長率は昨年の5%から2025年には4.6%、2026年には3.5%に鈍化すると予測した。
スリランカ経済は2022年に史上最悪の不況に見舞われ、数カ月にわたる街頭抗議活動の後、当時のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が辞任に追い込まれたことで、7.3%縮小した。
「スリランカの最近の経済発展は明るいが、回復は不均一かつ不完全だ」と世界銀行でスリランカを担当するデビッド・シスレン氏は述べた。
貧困率は低下しているものの、依然として2019年の2倍の高さだとシズレン氏はコロンボで記者団に語った。
「労働市場の回復は遅い」と彼は述べ、スリランカの人口2,200万人のうち約10%が貧困ラインよりわずかに上の生活を送っていると付け加えた。
食料価格が高止まりしているため、特に脆弱層の間では栄養失調が依然として深刻な問題となっていると世界銀行は指摘した。
同国は2022年4月に460億ドルの対外債務不履行に陥り、2023年初頭に国際通貨基金から4年間で29億ドルの救済措置を確保した。
1年前に政権に就いたアヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領の左派政権は、前任者が導入した緊縮財政政策や高税率の多くを維持している。
Bangladesh News/The Daily Star 20251008
https://www.thedailystar.net/business/news/sri-lanka-faces-slow-recovery-recession-wb-4004476
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