[The Daily Star]ベトナムは水曜日、大手指数提供会社によって初めて新興市場に指定された。これは東南アジアで最も急速に成長する経済の一つへの外国投資を加速させる可能性のある待望の格上げである。
指数提供会社FTSEラッセルはベトナムを「第二新興市場」に再分類しており、この指定は来年9月に発効し、ベトナムは中国やインドと同じグループに入ることになる、と同社は述べた。
3月に中間レビューを受ける「フロンティア」ステータスからの昇格は、ベトナムのベンチマーク株価指数が昨年30%以上急騰した中で行われた。
「FTSEラッセルは、ベトナム市場当局が市場の発展と、失敗した取引を処理するための正式な手続きの確立において成し遂げた進歩を認識している」と同社は述べた。
指数提供会社は2018年に初めてベトナムを格上げ対象国リストに加え、それ以来ベトナムは上場企業の外国人保有比率制限を一部撤廃するなど、抜本的な市場改革を行ってきた。
同銀行は以前、新興市場国への昇格により最大60億ドルの資本流入が可能になると予測していた。
ベトナム国家証券委員会は水曜日、今回の指定は「ベトナム株式市場の力強い発展を示す重要な節目」だと述べた。
同銀行はまた、「国際金融市場へのより深い統合を推進しながら、国内外の投資家が市場にアクセスするための最大限の条件を整備し続ける」と誓約した。
同国の経済は昨年7.1%成長し、2030年までに「中所得国」入りを目指し、今年は8%の成長を目指している。
しかし、国際通貨基金は先月、今年の成長率は6.5%に鈍化し、「米国の新たな関税の年間影響を考慮すると、2026年にはさらに減速する」と予測した。
今年初めに発表されたハノイとワシントン間の貿易協定に基づき、東南アジアの製造拠点であるベトナムは、米国製品への市場開放と引き換えに、対米輸出関税を46%から最低20%に引き下げる交渉を行った。
Bangladesh News/The Daily Star 20251009
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/news/vietnam-upgraded-emerging-market-status-4004781
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