シャヒドゥル・アラムが解放され、本日帰国

シャヒドゥル・アラムが解放され、本日帰国
[The Daily Star]著名なバングラデシュの写真家であり人権活動家でもあるシャヒドゥル・アラム氏は、イスラエル当局により釈放された後、今朝5時頃にダッカに到着する予定だ。

シャヒドゥル氏は昨日午後2時半頃(現地時間)にトルコ航空の飛行機でイスタンブールに到着し、イスタンブール駐在のバングラデシュ総領事のモハメド・ミザヌル・ラーマン氏の出迎えを受けた。

トルコ駐在バングラデシュ大使のムハンマド・アマヌール・ラーマン氏は、シャヒドゥル氏のダッカ行きの帰国便は午後6時45分(現地時間)にイスタンブールを出発する予定だと語った。

首席顧問のムハマド・ユヌス教授は、シャヒドゥル・アラム氏のイスラエルからの解放と安全な帰国を促進する上での協力に対し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に感謝の意を表した。

シャヒドゥル・アラム氏がイスラエル当局に拘束されたことを受けて、ヨルダン、エジプト、トルコにあるバングラデシュ大使館は、それぞれの外務省と連携し、同氏の釈放を確保するために直ちに外交措置を取るよう指示された。

木曜日、シャヒドゥル氏は140人以上のジャーナリスト、医療従事者、人権活動家とともにイスラエルのケツィオット刑務所に連行された。

水曜日、このグループはガザ地区沖約120海里の国際水域でイスラエル軍に拿捕された。

FFCの一員として、シャヒドゥル氏の船「コンシャスエンス」は他の8隻の小型船とともに、戦争で荒廃したガザ地区に向けて航行し、イスラエルの封鎖に挑み、包囲されたガザ地区のパレスチナ人に人道支援を届けていた。

イスラエルは先週、ガザ地区への物資輸送を試みていた援助船団「グローバル・スムード船団」の船舶約40隻を拿捕し、450人以上の活動家を拘束しており、今回の拿捕は2度目となる。

パレスチナ支持活動家グループの国際ネットワークであるFFCによれば、「ガザへの1000人のマドリーンズ」キャンペーンに参加していた9隻の船すべて(アブド・エルカリム・イード、アラア・アル・ナジャール、アナス・アル・シャリフ、ガザ・サンバード、レイラ・ハレド、ミラド、ソウル・オブ・マイ・ソウル、ウム・サアド、コンシャスエンス)が拿捕されたという。

国連はインスタグラムアカウントで、船にはガザ地区の飢餓に苦しむ病院向けの医薬品、呼吸器、栄養補給品など11万ドル相当の援助物資が積まれていたと付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251011
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/shahidul-alam-freed-returns-home-today-4006746