[Financial Express]東京、10月11日(AFP):日本の最大野党は、高市早苗氏の首相選出を阻止するため、他のグループと統一候補の支援を目指すと、与党連合の崩壊後にメディアが報じた。
連立相手である公明党は金曜日、与党自由民主党との26年間の連立を解消し、高市氏の日本初の女性首相となる試みは危うくなった。
保守派の高市氏は1週間前に自民党の新総裁に選出されたが、総裁の座を確保するには国会の承認が必要だ。
「これは10年に一度の政権交代のチャンスだ」と野党第一党の立憲民主党の野田佳彦代表は語ったと日経新聞が金曜遅くに報じた。
公明党が、25年間ほぼ途切れることなく日本を統治してきた連立政権から離脱するという決定は、日本を新たな政治危機に陥れた。
野田氏は、まだ公開されていない日経ポッドキャストの収録中に、野党に単一の候補者のもとに結集するよう呼び掛けると述べた。
その人物とは国民民主党代表の玉木雄一郎氏である可能性があり、同氏は金曜日に立候補の意向を表明したと彼は述べた。
しかし、DDPとCDPの間には大きな政策の違いがあり、協力が妨げられる可能性があると報じられている。
自民党は、反移民を掲げる三成党を含む小規模政党の支持が拡大するにつれ支持基盤が急速に失われており、公明党を加えても両院で少数派となっている。
強力な衆議院では、自民党が196議席、立憲民主党が148議席、民進党が27議席、公明党が24議席を占めている。高市氏が国会で任命されるには233議席の過半数の賛成が必要だが、この数字から見て難しいように思える。
しかし、専門家は、野党が代替候補で合意できない場合でも、彼女が勝利する可能性はまだあると指摘している。
公明党の斉藤鉄夫代表は金曜日、党員で高市氏の代わりに自身を推薦すると述べた。
斉藤氏はまた、連立離脱の主たる理由は自民党が政党資金に関する規制を厳格化できなかったことだと説明した。
これは、昨年自民党内で発覚した、資金集めイベントのチケット販売に関連した数百万ドルの不正な支払いに関するスキャンダルを受けてのものだ。
報道によれば、高市氏はスキャンダルに巻き込まれた萩生田光一氏を党幹部に任命し、公明党に特に衝撃を与えたという。
筑波大学政治社会学部の山本英弘教授はAFPの取材に「公共の清廉さを標榜する公明党にとって、支持者や選挙活動に尽力する関係者にこのことを説明するのは難しい」と語った。
創価学会の支援を受ける公明党は党勢は小さいが、選挙で自民党を支援した。
読売新聞によれば、公明党の協力がなければ自民党議員の約20%が議席を失うと予想されている。
Bangladesh News/Financial Express 20251012
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japan-main-opposition-eyes-unified-pm-candidate-to-block-takaichi-1760198266/?date=12-10-2025
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