デング熱でさらに6人が死亡、953人が入院

デング熱でさらに6人が死亡、953人が入院
[The Daily Star]昨日の朝までの24時間で少なくとも6人のデング熱患者が死亡し、953人が入院しており、今年の憂慮すべき傾向を示している。

保健サービス総局によれば、死亡者のうち2人はダッカ南部市で、ダッカ北部市、バリサル、ラジシャヒの各地区でそれぞれ1人が報告された。

新たな死者と感染者を加えると、死者総数は230人に上り、感染者総数は54,559人となった。

ジャハンギルナガル大学の昆虫学者、カビルール・バシャール教授は、「私たちの予測モデルは、感染者数は10月にピークを迎え、11月に減少に転じるが、1月まで大幅に減少が続くことを示している。今完全に食い止めるのはほぼ不可能だ」と述べた。

同氏は、市当局は発生源削減、繁殖地管理、ホットスポット制御などの対策を強化する必要があるが、地域社会の関与も同様に重要だと述べた。

ナショナル大学の昆虫学者、GMサイフル・ラーマン氏も、標的を絞った繁殖地の撲滅、成虫の蚊の駆除、全国的な持続的な対策など、蚊のホットスポットでの蚊の駆除活動の強化を訴えた。

彼はさらに、啓発キャンペーンを通じてコミュニティを動員するよう呼びかけた。

10月6日のプレス声明で、DGHSは発熱のある患者全員に対し、最寄りの病院で直ちにデング熱の検査を受け、診断された場合は速やかに医師の診察を受けるよう求めた。

DGHSの院長(病院長)アブ・フセイン・モイヌル・アーサン氏はデイリー・スター紙に対し、入院の遅れが最近の死亡者数増加の大きな要因になっていると語った。

保健当局はまた、すべての病院に十分なデング熱検査キット、生理食塩水、医薬品が備蓄されていると述べた。しかし、死亡者数を減らすには、迅速な検出、臨床ガイドラインに沿った治療、そして同時進行する蚊の駆除対策が必要であると強調した。


Bangladesh News/The Daily Star 20251013
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/six-more-die-dengue-953-get-hospitalised-4008321