トランプ大統領、中国からの食用油購入停止を警告

[Financial Express]ワシントン、10月15日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領は15日、中国が米国産大豆の購入を停止したことを「経済的に敵対的な行為」と非難し、米国もこれに対抗して世界第2位の経済大国である中国からの食用油の購入を停止する可能性があると警告した。

「報復として、食用油や貿易の他の要素に関する中国との取引を停止することを検討している」とトランプ大統領は自身のプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」で述べた。

しかし、彼のオンライン上のコメントは、ワシントンと北京の間の緊張を和らげたように見えた直後に出されたものだった。

「われわれは中国と公正な関係を築いており、大丈夫だと思う。もしそうでなくても、それはそれで構わない」とトランプ大統領はホワイトハウスで記者団に語った。

世界の二大経済大国間の貿易摩擦はトランプ大統領の第2期政権で再燃し、報復関税は一時3桁の水準に達した。

スコット・ベセント米財務長官は月曜日、フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、中国が希土類という戦略的分野における広範な新たな輸出規制を導入したことを受けて世界経済に損害を与えようとしていると非難し、中国を激しく非難した。

一方、トランプ氏は、ワシントンは「中国に対して慎重にならなければならない」と主張した。

「習近平国家主席とは素晴らしい関係を築いているが、中国は人を利用するのが好きなので、時々緊張することもある」とトランプ氏は述べた。「パンチが飛んできたら、ブロックを張らなければならない」

トランプ大統領はトゥルース・ソーシャルで、中国による購入停止が米国の大豆農家に困難をもたらしていると強調した。

政府データによると、使用済み食用油を含む動物性脂肪、グリース、加工油の米国輸入は近年、バイオマス由来のディーゼル燃料の国内生産増加に牽引されて急増している。


Bangladesh News/Financial Express 20251016
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/trump-threatens-to-end-cooking-oil-purchases-from-china-1760551569/?date=16-10-2025