クーデターで文民大統領が追放された後、陸軍大佐がマダガスカルを率いる

クーデターで文民大統領が追放された後、陸軍大佐がマダガスカルを率いる
[Financial Express]アンタナナリボ、10月16日(ロイター) - マダガスカルの新軍事指導者マイケル・ランドリアニリナ大佐は、クーデターでアンドリー・ラジョエリナ大統領が追放された後、アフリカ連合が同国の加盟資格を停止したことを受け、金曜日に大統領として宣誓し、アフリカ連合との協議に応じる用意があると述べた。

週末に国外に逃亡した後、議員らから弾劾されたラジョエリナ氏は、政権の掌握を非難し、辞任を求めるZ世代の若者による抗議活動や治安部隊からの広範な離脱にもかかわらず、辞任を拒否している。

「マイケル・ランドリアニリナ大佐は正式な審問でマダガスカル共和国再建の大統領として宣誓する」とランドリアニリナ氏は水曜日遅くの声明で述べ、式典は高等憲法裁判所が行うと付け加えた。

アフリカ連合は水曜日、クーデターを受けて同連合がマダガスカルの加盟資格を即時停止したと発表し、文民主導の統治と選挙の回復を求めた。

ランドリアニリナ氏は木曜日の記者会見で、欧州連合の決定は予想されていたと語った。

「今後は水面下で交渉が行われ、事態がどのように展開するかを見守ることになるだろう」と彼は語った。

55カ国からなる同連合による資格停止は政治的な重みを持ち、同国の新たな指導部を孤立させる可能性がある。

ランドリアニリナ氏はこれに先立ち、軍が権力を掌握し、下院(国民議会)を除くすべての機関を解散したと述べていた。

同氏はまた、軍が主導する委員会が暫定政府とともに最長2年間統治し、その後新たな選挙を実施するとも述べた。

ランドリアニリナ氏は、ラジョエリナ氏を権力の座に導いた2009年のクーデターで役割を果たしたエリート軍部隊CAPSATの指揮官だったが、先週ラジョエリナ氏と袂を分かち、兵士らに抗議者への発砲を控えるよう促した。


Bangladesh News/Financial Express 20251017
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/army-colonel-to-lead-madagascar-after-coup-ousts-civilian-president-1760630242/?date=17-10-2025