ASEANはミャンマーで「変化を推進」しなければならない:EU

[Financial Express]クアラルンプール、10月17日(AFP):欧州連合(EU)はミャンマーの次回選挙に監視団を派遣しないと、EUの人権担当トップが金曜日に述べ、選挙は自由でも公正でもないとして東南アジア諸国に改革を強く求めるよう求めた。

EUのカシャ・オロングレン委員も、ミャンマー政府が12月下旬に予定している選挙を監視するためにEU27カ国は監視団を派遣しないとし、その理由として、選挙の実施方法が「自由かつ公正ではない」ことを示していると述べた。

ミャンマーのミンアウンフライン軍事政権トップは、2021年のクーデターで権力を掌握したことで引き起こされた内戦の和解への道として、12月28日の選挙を宣伝している。

しかし、国連の専門家やアムネスティ・インターナショナルを含む国際監視団は、この投票は軍政の継続を正当化するための策略だと一蹴した。

「我々はASEAN諸国を含むすべての近隣諸国に対し、方針転換を強く求めるよう呼びかけている」とオロングレン氏は述べた。

「ミャンマーが不安定で、地域全体の不安定要因となっている限り、ASEAN諸国にとってミャンマーが最大の懸念事項であるべきだ」と彼女はマレーシアの首都で行われたインタビューでAFPに語った。

オロンレン氏の呼びかけは、来週クアラルンプールで開催される主要なASEAN首脳会議に先立って行われたもので、同会議では10カ国連合を代表する選挙監視団の派遣問題が議論されるとみられている。

ASEANは、即時停戦などを求める5項目の計画を実行するために闘ってきた。

マレーシアは、批評家から無力な話し合いの場として長らく嘲笑されてきたASEANの今年の輪番議長国であり、これまでの首脳会議やそれ以前の会合で戦闘の停止を求めたが、ほとんど効果はなかった。

ミャンマーの投票は、軍事政権と戦う共通の目的を見出した一連の民主化ゲリラと長年活動している少数民族の軍隊によって支配されている国内の広大な飛び地で阻止されるだろう。

ネピドーはすでに、国会議員選挙区7つのうち1つでは選挙が実施されないことを認めており、その多くは戦闘地域であり、一方、5つの郡区のうち1つでは戒厳令が依然として敷かれている。


Bangladesh News/Financial Express 20251018
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/asean-must-push-for-change-in-myanmar-eu-1760717191/?date=18-10-2025