クラウンセメントの25年度利益は経費が収益増加を相殺し33%減少

[Financial Express]クラウンセメントは、収益の増加にもかかわらず、25年度の利益が前年比33%減の6億7000万タカになったと報告した。

同社は月曜日の開示情報で、利益の減少はマーケティング費用の増加、新設工場による追加減価償却、金融コストの増加によるものだと述べた。

クラウン・セメントの最高財務責任者(CFO)であるモハンマド.アハサン・ウラー氏は、セメント業界は25年度に緩やかな成長を遂げたものの、クラウン・セメントの収益は業界平均を上回ったとフィナンシャル・タイムズに語った。

「より大きな市場シェアを獲得するために積極的なマーケティングを展開したが、それがマーケティング費用を押し上げ、収益性に影響を与えた」と同氏は語った。

CFOは、新たに稼働を開始した6番目の生産ユニットも減価償却費の増加に寄与し、利益をさらに圧迫したと付け加えた。「減価償却費に加え、(通期では)前年比で財務コストが増加したことが大きな影響を及ぼしました」とアハサン氏は指摘した。

利益の減少にもかかわらず、取締役会は2025年度の配当金を前年度と同じ21%とすることを決定しました。配当基準日は11月16日、年次株主総会(AGM)は12月22日に開催されます。

クラウンセメントは、25年度の営業キャッシュフローが前年比で200パーセント近く増加し、1株当たり営業キャッシュフローは今年6月末時点で26タカに増加した。

同社は、キャッシュフローの改善は、新部門による非現金減価償却費と、サプライヤーとの信用条件の延長および顧客の信用期間の短縮による運転資本管理の改善によって支えられたと述べた。

1株当たり純資産価値(NAV)も今年6月に62.66タカとなり、前年の56.99タカから上昇した。

最新の年間収益は、9カ月間の業績とほぼ一致した。

収益開示を受けて、ラファージュホルシムに次ぐ第2位のセメント生産者であるクラウンセメントの株価は、月曜日のダッカ証券取引所で1株53.10タカで変わらずだった。

同社の株価収益率は現在、監査前の財務諸表では11.75、監査済みの業績では7.88となっている。

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Bangladesh News/Financial Express 20251021
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