アラスカ航空、IT障害後、運航を再開

[Financial Express]サンフランシスコ、米国、10月24日(AFP):アラスカ航空は、数時間にわたり全便の運航を停止した技術障害から3か月後の木曜日に運航を再開した。

「アラスカ航空の運航は、大規模なIT障害によりシステム全体で地上飛行が停止した後、回復した」とシアトルに本社を置く同社は、障害発生から約8時間後の金曜早朝の声明で述べた。

少なくとも229便が欠航となり、「ネットワーク全体で航空機と乗務員の再配置を行うため、さらなる運航の混乱が発生する可能性がある」と付け加えた。

米連邦航空局(FAA)は、米国第5位の航空会社のフライトが停止されたことを示す勧告を削除した。

午後3時半(日本時間午後11時30分)ごろ始まったこの障害は、「サイバーセキュリティ関連の事象ではなく、他の事象とも関連がない」とアラスカ州当局は声明で述べた。

同社はさらに、この問題は「当社の主要データセンターの障害から始まった」とし、「当社のフライトの安全性が損なわれたことは一度もない」と述べた。

地上停止は子会社のホライゾン航空にも影響を及ぼしたが、ハワイアン航空には影響がなかった。

停電が始まって約3時間後、一部の乗客は情報不足について苦情を述べた。

「シアトル・タコマ国際空港では誰もがどこにいても搭乗できない。確かな情報もない」と、Xユーザーのジェフ・ローレンスさんは、混雑した空港待合室の写真を投稿して述べた。

同航空会社は7月20日にも同様の障害を経験したが、それは約3時間続いた。

アラスカ航空は、7月に発生した問題は「当社データセンターの多重冗長ハードウェアの重要な部分」の故障によるものだと説明した。

アラスカ航空は昨年もIT障害に見舞われ、混乱とフライトの遅延を引き起こした。

2024年1月、オレゴン州ポートランドとカリフォルニア州オンタリオ間を飛行中のアラスカ航空の新型ボーイング737 マックス 9のドアプラグ部分が破裂した。

乗客171人と乗員6人は急速減圧で生き残ったが、FAAは米国の航空会社が運航するボーイング737-9型機の多くを一時的に運航停止にした。


Bangladesh News/Financial Express 20251025
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/alaska-airlines-resumes-flights-after-it-outage-1761324470/?date=25-10-2025