北朝鮮は一種の核保有国だとトランプ氏は言う

[Financial Express]ニューヨーク、10月25日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領は25日、北朝鮮の金正恩委員長との会談も含まれる可能性のあるアジア歴訪のため米国を出発するにあたり、北朝鮮は「一種の核保有国」であると述べた。

大統領専用機エアフォースワン機内で、北朝鮮が米国との対話の前提条件として核保有国として承認を求めることに前向きかどうか問われると、トランプ大統領はこう答えた。「そうだね、北朝鮮はある種の核保有国だと思う」

「核保有国として認められるべきだと言うなら、まあ、彼らはたくさんの核兵器を持っている、と私は言うだろう。」

トランプ大統領はアジア太平洋経済協力(APEC)フォーラムに出席するため、水曜日に韓国を訪問する予定だ。

米メディアはこれまで、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との会談を、政権当局者が非公式に協議していると報じている。金委員長とトランプ大統領は2019年に会談を終えている。

トランプ大統領は、おそらく今年中に再び金正恩氏と会談したいと述べている。

金委員長は先月、トランプ大統領について「懐かしい思い出」があると述べ、米国が北朝鮮の核兵器放棄を求める「妄想的な」要求を撤回すれば、協議に応じる用意があるとしていた。

韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相は金曜日、トランプ大統領が来週の朝鮮半島訪問で金正恩氏と会談する可能性は「かなりある」との見方を示した。

しかし、匿名を条件に話した米国政府高官は金曜日の電話記者会見で、会談は「今回の訪問の予定には入っていない」と語った。

両者の会談について公式発表はないが、韓国と国連軍は10月下旬から11月上旬まで共同警備区域(JSA)の視察を中止した。


Bangladesh News/Financial Express 20251026
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/north-korea-sort-of-nuclear-power-says-trump-1761409214/?date=26-10-2025