ルビオ氏はガザの分割は考えていない

ルビオ氏はガザの分割は考えていない
[Financial Express]エルサレム、10月26日(AFP): マルコ・ルビオ米国務長官は26日、イスラエル軍が復興優先地域に留まっているにもかかわらず、ガザ地区の恒久的な分割は想定していないと述べた。

米国の仲介による停戦により、イスラエル軍は「イエローライン」まで撤退し、ガザ地区の約半分を支配下に置いている。米国はイスラエル支配地域への復興支援を表明している。

ルビオ氏は、米国と地域の仲介者が設立しようとしている国際部隊がパレスチナ領土全体の治安強化に動くだろうと述べた。

「最終的に安定化部隊の目的は、この境界線をできればガザ全域をカバーするまで移動させること、つまりガザ全域が非武装化されることだと思う」とルビオ氏はイスラエルとカタール間の機内で記者団に語った。

「最終的には、ガザの非武装化が進むほど、ガザからテロが排除されるほど、グリーンゾーンの様相を呈するようになるだろうし、その結果、境界線も移動するだろう」と彼は語った。

「それが長期的な計画だ。イスラエルはガザ占領に全く関心がないことを明白に示している」

ルビオ氏は、停戦を推進するためにJ・D・ヴァンス副大統領に続いてイスラエルを訪問した最新の米国高官となった。

ルビオ氏は、米国軍最高司令官のダン・ケイン将軍が来週イスラエルを訪問すると予想していると述べた。

ガザ地区のパレスチナ民間人への援助を任務とするアメリカの非営利団体、ガザ人道財団(GHF)は土曜日、米国が仲介する停戦の下で物資の輸送を再開する用意があるとAFPに語った。

米国とイスラエルが支援するこの民間組織は、イスラエルが国際機関に厳しい規制を課したことを受けて5月に飢餓に苦しむガザ地区の人々に食料を供給する任務を与えられたが、国連の専門家や従来の援助機関はその活動を批判した。

国連人権高等弁務官事務所によれば、数百人のパレスチナ人がGHFの配給拠点で援助を求めていたところイスラエル軍の銃撃で死亡しており、8月には国連特別報告者がGHFの解散を求めた。


Bangladesh News/Financial Express 20251027
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/rubio-does-not-see-division-of-gaza-1761503144/?date=27-10-2025