インディアナ大学学生殺人事件の捜査、100日経過しても進展なし

インディアナ大学学生殺人事件の捜査、100日経過しても進展なし
[The Daily Star]イスラム大学(IU)の学生サジド・アブドラさんが死亡しているのが発見されてから100日後、同級生らは昨日、象徴的な棺を担いで抗議活動を行い、行き詰まったままの捜査の進展を要求した。

大学とサジド氏の家族からの度重なる訴えにもかかわらず、刑事捜査局(CID)はまだ何の進展も見せていない。

「彼らはまだ何の手がかりも見つかっていないし、具体的な情報も共有していない。我々はプロセスを加速させるよう繰り返し圧力をかけている」とインディアナ大学のナキブ・モハマド・ナスルッラー副学長は述べ、最新情報を求める公式書簡を送ったと付け加えた。

昨日キャンパスで行われたCID関係者との会議で、捜査官は事件に関連して教師、役員、従業員、学生など誰に対しても尋問できることが決定された。

クシュティア警察署のアブ・タレク特別警視は、防犯カメラの映像がないこと、そして学生たちが明らかに話したがらないことを理由に、捜査が困難だったことを認めた。「キャンパス内で起きた事件なので、捜査は困難です。しかし、大学側は全員に協力を要請しています」とタレク特別警視は述べた。

サジド君の父親、アフサン・ハビブッラー・デルワール氏は、苛立ちを露わにした。「刑事捜査局(CID)に電話するたびに、時間がかかると言われますが、どれくらいかかるかは分かりません」と、デイリー・スター紙に語った。7月17日、警察はシャー・アジズール・ラーマン・ホール横の池でサジド君の遺体を発見した。当初は溺死と報道されたが、その後の内臓検査で絞殺であることが確認された。8月4日に起訴された事件は後に刑事捜査局(CID)に引き継がれたが、今のところ逮捕者は出ていない。

 


Bangladesh News/The Daily Star 20251028
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/100-days-no-headway-iu-student-murder-probe-4020701