[Financial Express]ブリュッセル、10月29日(AFP): 欧州連合(EU)は29日、スーダンの準軍事組織である緊急支援部隊(RSF)が最近主要都市エルファシャルを制圧した行為を「残虐行為」だと非難した。
この声明は、同地域での大量虐殺とコルドファン州での赤新月社ボランティア5人の殺害の報告が浮上する中で出された。
欧州連合(EU)のカヤ・カラス外務政策上級代表は声明で、「民族を理由に民間人が標的にされていることは、緊急支援部隊の残虐行為を浮き彫りにしている」と述べた。
「緊急支援部隊は、援助活動家、現地の救援活動家、ジャーナリストなど、支配地域にいる民間人を保護する責任を負っている」と、EUの危機管理担当委員ハジャ・ラビブ氏も共同署名した声明は述べた。
人道支援団体は、支援を必要とするすべての人々に対し、即時、安全かつ無条件のアクセスを認められなければならない。また、市外への避難を希望する民間人は、安全に避難できるよう支援されなければならない。
飢餓と爆撃に悩まされた18か月に及ぶ包囲の後、この都市は現在、20年前に大量虐殺を行ったとされるジャンジャウィード民兵組織の子孫である緊急支援部隊(RSF)の支配下にある。
2023年4月以来軍との激しい戦闘を繰り広げてきた準軍事組織は、ここ数日、市への最後の攻撃を開始し、軍の最後の拠点を占拠した。
国際赤十字・赤新月社連盟は、隣接する北コルドファン州ではスーダン赤新月社のボランティア5人が月曜日にバラで殺害され、土曜日にRSFが同町を制圧した後、さらに3人が行方不明になっていると発表した。
Bangladesh News/Financial Express 20251030
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/eu-denounces-brutality-of-rsf-forces-in-sudan-1761759894/?date=30-10-2025
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