10月は台湾史上最も暑い月となった

10月は台湾史上最も暑い月となった
[Financial Express]台北、10月31日(AFP):台湾は記録上最も暑い10月を過ごしたと気象庁が金曜日に発表した。これは一連の世界気温記録の最新のものだ。

中央気象局の予報官、劉培騰氏はAFPに対し、本島では1950年以来の最高平均気温を記録したと語った。

近年、人間が引き起こした気候変動により気象パターンがますます不安定になり、世界中の気温が急上昇している。

劉氏によると、10月30日時点の台湾の平均気温は27.381℃だった。

劉氏は、平均気温は金曜日の終わりまでに0.1℃下がる可能性があるが、それでも2016年の過去最高気温27.009℃を上回るだろうと述べた。

「気温が下がり始めたのは10月18日か19日頃だが、例年は9月中旬か10月上旬には冷え始めていたため、今月の平均気温は例年の同時期と比べて記録的に高くなった」と劉氏は述べた。

劉氏は、台湾、日本、西太平洋周辺の海水温が「比較的高い」ことと、季節風である北東の風の到来が遅れていることが暑さの原因だと指摘した。

頼清徳総統は、台湾はここ数カ月間、「異常な暑さ」に耐えているほか、「風と洪水」による被害にも見舞われていると述べた。

「10月まで続いた高温は非常に明確な警告であり、この種の気象災害は今後さらに頻繁かつ深刻化するだろう」とライ氏は木曜日、国家気候変動委員会で述べた。

公式記録によると、同氏は「アジアの集中豪雨や欧州の熱波から南北アメリカ大陸の森林火災まで、異常気象は世界中で『新たな常態』となっており、各国の社会と経済に影響を及ぼし続けている」と述べた。

9月にスーパー台風ラガサがもたらした豪雨により台湾東部の堰堤湖が決壊し、19人が死亡した。


Bangladesh News/Financial Express 20251101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/october-was-taiwans-hottest-on-record-1761928432/?date=01-11-2025