世界の株式ファンドに巨額の資金流入

[Financial Express]ロイター通信によると、米連邦準備制度理事会による予想される利下げとドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席の貿易協定を前に、10月29日までの週に世界の株式ファンドに巨額の投資が集まった。

LSEGリッパーのデータによれば、投資家は世界の株式ファンドに105億8000万ドル相当の純資金を蓄積し、最近の資金流入は6週連続となった。

インフレ圧力の緩和を受け、FRBは水曜日に政策金利を25ベーシスポイント引き下げた。しかし、ジェローム・パウエルFRB議長は、連邦政府のデータが不足していることを理由に、12月の追加利下げに反対した。

トランプ大統領は木曜日、中国政府が違法フェンタニル取引を取り締まり、米国産大豆の購入を再開し、希土類元素の輸出を継続するのと引き換えに、中国からの輸入品に対する関税を引き下げることに同意したと述べた。

アジアの株式ファンドには、2024年1月以来最大の週間流入額となる71億9,000万ドルが記録され、そのうち約54億6,000万ドルが日本に流入した。

米国と欧州のファンドもそれぞれ18億1,000万ドルと1億3,700万ドルの資金流入を確保した。セクター別ファンドは、ハイテク株と公益株にそれぞれ25億4,000万ドルと5億400万ドルの資金流入があった一方、金と貴金属の株式ファンドは15億1,000万ドルの資金流出となった。


Bangladesh News/Financial Express 20251101
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-see-massive-inflows-1761927896/?date=01-11-2025