マンダニ氏が劇的なニューヨーク市長選をリード

マンダニ氏が劇的なニューヨーク市長選をリード
[Financial Express]ニューヨーク、11月2日(AFP): ドナルド・トランプ大統領が最有力候補のゾーラン・マムダニ氏を「共産主義者」と非難するなど、米国最大の都市ニューヨークをはるかに超えて注目を集めた予測不可能な選挙戦を経て、ニューヨーク市民は火曜日に新市長を選ぶことになる。

民主党の躍進的候補であるマムダニ氏は、帰化したイスラム教徒のアメリカ人で、クイーンズ選出の州議会議員を務めている。同氏は、元知事で性的暴行容疑で告発されているアンドリュー・クオモ氏をリードしている。クオモ氏は党の予備選でマムダニ氏に敗れた後、無所属として出馬している。

共和党の候補者として3位につけているのは、自警団「ガーディアン・エンジェルス」の創設者、多作なアナウンサー、そして猫好きという華やかな経歴を持つ71歳のカーティス・スリアワ氏だ。

10月23日から27日にかけて行われたクイニピアック大学の最新の世論調査では、マムダニ氏の得票率は43パーセント、続いてクオモ氏が33パーセント、スリアワ氏が14パーセントとなっている。

選挙戦は生活費、犯罪、そして市への連邦資金の支出停止を警告しているトランプ氏に各候補者がどう対応するかが焦点となっている。

「マムダニ氏は異例の政治家で、まさに時代の精神を捉えている。アメリカ最大の都市で反トランプの声が大きく取り上げられるのは、まさにこの時だ」と、コロンビア大学のリンカーン・ミッチェル政治学教授はAFPに語った。

「率直に言って、ニューヨーク市長にイスラム教徒が候補になるというのは、大変なニュースだ。」

34歳のマムダニ氏は、イスラム教を嫌悪する発言や中傷を理由に対立候補を攻撃し、共和党員と民主党員の両方を「私たちの街で蔓延している反イスラム感情」と非難した。

ニューヨーク市選挙管理委員会のデータによれば、11月2日に終了する期日前投票の最初の5日間で、登録民主党員275,006人、共和党員46,115人、さらに政党に所属しない有権者42,383人が投票した。


Bangladesh News/Financial Express 20251103
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/mamdani-leads-dramatic-new-york-mayoral-race-1762108659/?date=03-11-2025