[Financial Express]ワシントン、11月2日(AFP): ピート・ヘグゼス米国防長官は土曜日、中国国防長官との会談で、両国は「紛争を緩和し、緊張を緩和」するために軍同士の連携を再開することで合意したと述べた。
ヘグゼス外相は、習近平国家主席とドナルド・トランプ大統領が韓国で会談した翌日、マレーシアでの地域首脳会議の合間に中国の董俊国防相と会談した。
「トランプ大統領と話したばかりだが、米国と中国の関係はかつてないほど良好だという点で意見が一致している」とヘグゼス氏はXへの投稿で述べ、直接会談以来、董氏と再び話し合ったと付け加えた。
「提督と私は、平和、安定、そして良好な関係こそが、我々2つの偉大で強力な国にとって最善の道であるという点で意見が一致している」と彼は述べ、「強さ、相互尊重、そして良好な関係」への道を宣伝した。
国防長官は、ドン氏と「発生するあらゆる問題を緩和し、エスカレーションを緩和するために、軍同士のチャンネルを設置することでも合意した」と述べた。こうしたチャンネルは長年存在していたが、時折使われなくなった。
ヘグゼス外相は「これについては近々さらなる協議を行う予定だ」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。北京からのコメントは今のところ得られていない。
中国国防省がマレーシアでの会談の報告書で明らかにしたところによると、董氏はヘグゼス外相に対し、両国は「信頼を高め不確実性を払拭するために政策レベルの対話を強化する」とともに、「平等、尊重、平和的共存、安定した前向きな勢いを特徴とする」二国間軍事関係を構築すべきだと伝えたという。
ヘグゼス氏は今年初め、中国がアジアの勢力均衡を覆すために軍事力を使う「確実な準備」をしていると警告し、この発言は北京から厳しい非難を浴びた。
中国は、ワシントンの緊密な同盟国を含む近隣諸国と領有権が重複しているにもかかわらず、南シナ海のほぼ全域の領有権を主張している。
台湾周辺でも時折緊張が高まっているが、中国政府は台湾は自国の領土の一部であると主張し、台湾とのいかなる公式交流にも反対している。
2022年、当時米下院議長だったナンシー・ペロシ氏が台湾を訪問したのをきっかけに、中国は台湾の自治区周辺で軍事演習を開始した。
Bangladesh News/Financial Express 20251103
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-seeks-to-reboot-military-channels-with-china-1762108641/?date=03-11-2025
関連