[Financial Express]ハーン・ユーニス、11月7日(通信社):イスラエルの壊滅的な軍事作戦で出た瓦礫の中に、悪臭を放つハエまみれのゴミの山がガザ地区中に散乱し、道路沿いや、破壊された地区の住民のほとんどが暮らすテントの間に溢れ出ている。
戦争が始まるとすぐにゴミ収集などの政府サービスは停止し、先月の休戦以来部分的には再開しているものの、破壊の規模が甚大なため、より徹底した清掃はまだまだ先のことになる。
「新鮮な空気が全く感じられない。テントの中は悪臭が漂っている。眠れない。子どもたちは朝、咳き込んで起きる」と、妻と4人の子どもと暮らすハンユニスで、テント脇のゴミ箱を指さしながらマフムード・アブ・レイダさんは語った。
腐ったゴミ、下水で満たされたプール、爆撃跡地からの有害廃棄物、布やプラスチックを燃やして発生する有毒な煙が、ガザ地区の住民にとって悪臭を放つ環境を生み出している。
「ガザの廃棄物問題の規模は甚大だ」と国連開発機関国連開発計画ガザ事務所長アレッサンドロ・ムラキッチ氏は語った。
同氏は、戦争が始まる前から廃棄物埋立地はすでに満杯で、現在パレスチナ人の立ち入りが禁止されている地域にあるイスラエルとの国境沿いに3カ所の大きな投棄場があったと述べた。
一方、イスラエル軍は金曜日、占領下のヨルダン川西岸の村ジュデイラに夜通し火炎瓶を投げた容疑者2人を殺害したと発表した。
パレスチナ保健省は、死亡者は2人の16歳の少年であると特定した。
軍は声明で、「昨夜、エルサレム北部のジュデイラで、テロリスト2人が火炎瓶に火をつけ、民間人の主要道路に向けて投げつけたことが確認された」と述べた。
イラン、「野蛮」を非難
イスラエルによるレバノン攻撃
イランは金曜日、宿敵イスラエルによるレバノンへの「残忍な」攻撃を強く非難した。イランが支援するヒズボラの拠点を攻撃したのを受けてのことだ。イラン外務省は声明で、「国連、国際社会、そして地域諸国に対し、イスラエルの好戦的な行為に立ち向かうよう」求めるとともに、「残忍な攻撃で殉教したレバノン国民に哀悼の意を表す」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20251108
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/piles-of-garbage-and-seeping-sewage-pollute-devastated-gaza-1762532040/?date=08-11-2025
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