[The Daily Star]バングラデシュのトランスペアレンシー・インターナショナル(TIB)事務局長イフテカルザマン博士は昨日、バングラデシュの政治文化には寛容さ、思いやり、異なる意見に対する尊重が欠けていると述べた。
「寛容、思いやり、異なる意見への尊重といった討論の核となる価値観が、バングラデシュの政治文化にはほとんど欠けている」と、彼は2025年大学間反汚職討論大会の開会式で述べた。
「ディベートは、誠実さ、正義、人間性、そして人種、宗教、階級、職業に関わらずすべての個人が平等であるという信念といった価値観に触発されることを教えてくれます。自分の意見や主張を表明することに加え、他者の意見に耳を傾け、自分の意見を論理的に表現する忍耐力と心構えを持つことも、ディベートの価値として認識されています」とイフテハルザマン氏は述べた。
残念ながら、私たちの社会、国家、そして政治は、これらの基本原則が著しく欠如しています。良き統治を確保し、国を前進させるためには、若い世代がこれらの価値観を守り、実践し続けなければなりません。
同氏は、このコンテストがTIBの全国的な反汚職運動の一環だと述べ、「私たちは汚職に対して断固たる態度を取らなければなりません。そして、この闘いにおいて、若者は私たちのインスピレーションなのです」と語った。
今年のコンテストでは、各チームと審査員団に少なくとも 1 人の女性参加者を含めることが義務付けられました。
「女性のエンパワーメントの前提条件として、社会、国家、家族における意思決定と実行への女性の平等な参加を確保すること以外に選択肢はない」と彼は述べた。
TIBが主催し、シャバールのCCDBホープセンターで開催された3日間(11月6日〜8日)のイベントには、全国の公立および私立大学から32のディベートチームが参加したと、TIBのプレスリリースで発表された。
優勝チームには5万タカ、準優勝チームには3万タカ、最優秀ディベーターには1万タカが授与されます。上位8チームは来年のコンテストへの出場権を獲得します。
Bangladesh News/The Daily Star 20251108
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/political-culture-lacks-tolerance-dissent-4029641
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