[Financial Express]数カ月以内に選挙が行われ、新政権が誕生する見通しとなったが、暫定政権は現在の財政予算を縮小する一方で次期予算の算定に高い目標を掲げており、神経を尖らせているようだ。
関係筋によると、月曜日に行われた財政、金融、通貨交換、資源管理に関する調整委員会の会合では、財務顧問のサレフディン・アハメド博士が議長を務め、現在の予算を総支出額7兆9000億タカから約1500億タカ減額修正することを決定した。
2025~26年度予算の再設定は、2024年の「7月大衆蜂起」を通じて設置された暫定政権からの移行を目前に控え、多くの部門で経済活動が減速していることを反映しており、暫定政権は去る年度の主要な経済パラメータを上下に修正している。
現状を踏まえ、会合ではインフレ目標を実際の6.5%から7.0%に引き上げることを決定しました。また、国内総生産(GDP)の新たな成長目標は、予算目標の5.5%から5.0%に引き下げられました。
「次期政権の選択を予測することはできません。そのため、予算を大幅に削減するのではなく、支出額を決定できる余地を残しておきたいのです」と、会議に出席した財務省の高官はフィナンシャル・エクスプレス紙に語った。
同氏は、支出が少なかったため、2024~25年度の予算が5000億タカ減額されたと述べている。
「しかし今回は2月に総選挙が行われるため、追加支出が必要になる。さらに、新政権が発足後に優先事項を変える可能性があり、より多くの予算が必要になるかもしれない」と彼は言う。
しかし、当局者は、暫定政権は年間を通じて支出削減政策を継続することを望んでいると付け加えた。
別の財務当局者は、会合に出席した中央銀行当局者は緊縮政策の継続を望んでおり、インフレ率をさらに下げるために現時点で政策金利を引き下げないことを望んだと述べている。
会議では、ここ数か月で歳入の徴収が増加していることが指摘され、歳入動員をさらに強化するための努力が強調された。
この場合、会議では、バングラデシュの場合、現在まで依然として8.0%を下回っている税収対GDP比率を高めるための国際通貨基金(IMF)融資条件の優遇措置について議論された。
情報筋によると、会議では約8兆5000億タカ規模の次期予算の概要も作成されたという。
当局者らによると、来年度GDP成長率目標は6.0%に設定され、インフレ率は6.0%を目指している。
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Bangladesh News/Financial Express 20251111
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/govt-downsizes-current-budget-by-tk-150b-to-ramp-up-next-one-1762797850/?date=11-11-2025
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