[Financial Express]ロンドン、11月11日(AFP):英国の主要予算発表を前にした火曜日に発表された公式データによると、英国の失業率は第3四半期に予想以上に上昇し、2021年初め以来の高水準となる5%となった。
英国国家統計局(ONS)は、英国の経済成長が低迷する中、増税を盛り込むとみられる労働党政権の年間予算が11月26日に発表されるのを前に、この割合は第2四半期の4.7%から上昇したと発表した。
アナリストらは、第3四半期(7月から9月)について4.9%の増加を予想していた。
ONSの経済統計局長リズ・マケオン氏は、最新の統計に付随するコメントで、「給与支払対象者の数は減少しており、改訂された税務データでは過去12カ月の大半で減少が見られている」と述べた。
このデータは、総選挙での勝利から16か月が経過した現在も支持率調査で大きく後れを取っているキア・スターマー首相率いる与党労働党にとってさらなる打撃となる。
投資運用会社ウェルス・クラブのアナリスト、アイザック・ステル氏は「今日の雇用統計からは予算発表前の安心材料は得られないだろう」と指摘した。
「失業率が上昇しただけでなく、賃金の伸びも縮小し続けている。」
ステル氏はさらに、「予算をめぐる憶測が最高潮に達しているため、企業は雇用を延期し、経済情勢がどうなるかがわかるまでいかなる形の投資にも踏み切れない可能性が高くなっている」と付け加えた。
しかしアナリストらは、弱い指標によりイングランド銀行が12月の次回金融政策会合で主要金利を引き下げる可能性が高まり、圧力がいくらか和らぐだろうと指摘した。
レイチェル・リーブス財務大臣は、政府債務の削減と公共サービスの財源確保のため、予算で増税を行う考えを示唆した。
BSS/AFP/FHA/1435時間
Bangladesh News/Financial Express 20251112
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/uk-unemployment-jumps-to-5pc-before-key-govt-budget-1762882779/?date=12-11-2025
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