政治的懸念にもかかわらず株価は小幅上昇

政治的懸念にもかかわらず株価は小幅上昇
[The Daily Star]バングラデシュの株価指数は、退任した首相シェイク・ハシナ氏と側近2人に対する人道に対する罪の裁判の判決をめぐる政治情勢への不安にもかかわらず、昨日上昇した。

ダッカ証券取引所(DSE)では、指標指数DSEXが42ポイント(0.90%)上昇し、4,774となった。他の指数も上昇した。

シャリア法適合企業を追跡するDSES指数は15.30ポイント(1.55%)上昇し1,000となり、優良企業を代表するDS30指数は9.37ポイント(0.50%)上昇し1,869.90となった。市場動向では、322銘柄が上昇、35銘柄が下落、16銘柄が横ばいとなった。総売買高は前年比18%増の34億8千万タカとなった。

医薬品部門が市場をリードし、総売上高の14.2%を占めた。

最も取引量が多かったのはスクエア・ファーマシューティカルズで、続いてアンワル・ガルバナイジング社とカーン・ブラザーズPPウーブン・バッグ・インダストリーズ社が続いた。

一方、スクエア・ファーマは4.66%下落し、203タカで取引を終えた。

GPHイスパットが9.8%上昇して上昇銘柄のトップとなり、インテック・オンライン、ISNリミテッド、シャープ・インダストリーズ、ラヴェッロ・アイスクリームが続いた。

セクター別では、投資信託が3.7%上昇と最も大きく、次いで情報技術(IT)、生命保険、非銀行金融機関(NBFI)の順となった。

UCBストック・ブローカー・リミテッドによると、好調なセクターにはノンバンク金融機関、ジュート、セメントが含まれ、一方、通信業やその他のセクターは下落した。

BRAC EPL株式仲介会社によれば、大半の大型株セクターが上昇しており、NBFIが1.71%上昇とトップとなり、エンジニアリング(1.61%)、銀行(1%)、燃料・電力(0.99%)、食品・関連(0.70%)、通信(0.63%)と続いた。

損失を出したセクターは医薬品のみで、0.63%下落した。

チッタゴン証券取引所(CSE)でも株価は上昇した。主要株価指数であるCASPIは41.70ポイント(0.31%)上昇し、13,368.53で取引を終えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251118
https://www.thedailystar.net/business/news/stocks-edge-despite-political-concern-4036891