[The Daily Star]キショルガンジの農家は、来たるボロ米とトウモロコシの栽培シーズンを前に深刻な肥料不足に悩まされており、今年の生産目標が達成できないのではないかとの懸念が生じている。
ニクリ郡プルバ・シングプール村の農家、ファリド・ミアさんは、今ボロシーズンに12エーカーの土地を耕作する予定だと語った。しかし、バングラデシュ化学工業公社(BCIC)の現地販売店から肥料を購入しようとしたところ、たった2袋しか届かず、必要な量には満たなかった。
「販売業者から、地区の肥料の割り当てが半分に減ったと聞きました。これで、どうやって土地をうまく耕作すればいいのか、全く分かりません」と彼は語った。
地区中の農家も同様の不満を表明し、たった1、2袋を手に入れるために何時間も並ばなければならないと語った。
ゴラディガ村のアブール・ホセインさんは、一日中待っても十分な肥料を買うことができなかったと語った。
キショルガンジの農業普及局(DAE)によれば、同地区は需要10,164トンに対して尿素4,877トン、TSP2,677トンに対して215トン、DAP7,655トンに対して4,391トン、MOP7,436トンに対して3,120トンを受け取った。
農業省副局長であり、地区肥料・種子監視委員会の事務局長でもあるサディクル・ラーマン博士は、「農業省は『肥料販売業者の選任と流通に関する統合政策2025』を12月までに最終決定する予定です。承認されれば、担当する郡区(ウパジラ)外の販売業者の選任が禁止され、供給の不安定化の解消につながるはずです」と述べた。
同氏によると、現在同地区には30のBCICディーラーがそれぞれの郡の外で営業しているという。
今シーズンは、16万8,260ヘクタールでボロ栽培が行われ、米の生産目標は79万6,000トン。一方、トウモロコシは1万1,780ヘクタールで栽培され、推定12万トンを生産する予定だ。
Bangladesh News/The Daily Star 20251119
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/fertiliser-shortage-leaves-farmers-kishoreganj-worried-4038216
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