ブラジル、COP30で早期の気候変動合意を推進

[Financial Express]ベレン 11月19日 (ロイター) - ブラジルは火曜日、気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)で最も論争を呼んでいる問題の一部について予定より早く合意できると依然として期待していると述べたが、化石燃料などの問題では各国間の隔たりが依然として大きいことを認めた。

アマゾンの都市ベレンで2週間にわたって開催されたサミットには世界各国政府が集まり、温室効果ガス排出量の増加を食い止め、気温上昇による被害に対処するための世界的な取り組みを支える複雑な国連の枠組みを強化した。

開催国ブラジルは、二段階で合意に至りたいと考えている。一つ目は水曜日に合意するもので、化石燃料の使用削減や約束された気候変動対策資金の実現など、一週間前には正式議題にすら載せるには難しすぎるとされていた事項を盛り込み、二つ目は金曜日までに未解決の問題をまとめるというものである。

COP30のアンドレ・コレア・ド・ラーゴ議長は、交渉担当者らが2日連続で夜遅くまで作業することを確認し、最初の合意が水曜日に承認されると依然として予想しているものの、「非常に遅くなる可能性がある」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251120
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/brazil-pushes-for-early-cop30-climate-deal-1763567925/?date=20-11-2025