オーストラリア、COP開催をトルコに譲る

[Financial Express]シドニー、11月20日(AFP):オーストラリアは来年のCOP開催国をトルコに譲ったことを「大きな勝利」と位置付けたが、今回の敗北は、気候変動会議の共同開催国に予定されていた太平洋諸島で木曜日、失望を引き起こした。

キャンベラは、もう一つの開催候補国であったトルコが譲歩を拒否したため、長らく宣伝していた開催の立候補を取り下げた。

COP31の開催地をめぐる長引く争いに終止符を打つため水曜日に提案された合意では、首脳会議はトルコで開催され、開催に先立つ交渉はオーストラリアが主導することになる。

アンソニー・アルバネーゼ首相はこの結果を「大きな勝利」と称した。

同氏は、太平洋地域における気候変動対策資金に焦点を当てたCOP前会合が開催され、同地域が直面する課題への認識を高めるのに役立つだろうと述べた。

「そうすれば、ツバルやキリバスのような国の存在そのもの、我々の海洋の問題、その他の影響の問題など、太平洋が直面している諸問題に優先順位をつけることができる」と彼は述べた。

しかし、パプアニューギニアの外交官はAFPに対し「失望した」と語った。

「我々は皆、不満を抱いている」とジャスティン・トカチェンコ外相はAFP通信に語り、COP首脳会議のプロセス全体を時間の無駄だと非難した。「COPは長年にわたり何を成し遂げてきたか?何も成し遂げていない」と外相は述べた。「ただのおしゃべり祭りで、大規模な汚染者を責任追及していない」

この地域で国連の主要な気候サミットが開催される初めての機会となるはずだった。

太平洋諸島の指導者たちは、気候変動の増大するコストと闘う中で、COP首脳会議が彼らの意見を無視したり、実際的な解決策を限定的にしか提供していないとして長らく批判してきた。

彼らは、共同司会を務めることで状況が変わり、意識が高まることを期待していました。

しかし、COPの開催権を獲得すれば、オーストラリアの環境実績が徹底的に調査されることにもなるだろう。


Bangladesh News/Financial Express 20251121
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/australia-cedes-cop-hosting-to-turkey-1763661641/?date=21-11-2025