[Financial Express]ロイター通信は、今週もアジアの主要市場における現物金需要は、金利の変動により潜在的な買い手が購入を控えたため、弱いままであると報じている。
今週、インドのディーラーらは、6%の輸入税と3%の販売税を含めた国内公式価格に比べて1オンスあたり最大21ドルの値引きを提示していたが、これは5か月ぶりの高値だった先週の最大43ドルの値引きからは下がっている。
インド国内の金価格は金曜日に10グラムあたり約12万2500ルピーで取引され、先週の12万7941ルピーから4.3%下落した。
「先週の上昇後、今週は価格が下落し始め、買い手は困惑している。今は誰もが、価格がさらに下落するかどうかを見守っている」と、コルカタに拠点を置く宝石商は語った。
結婚シーズンは始まったが、価格高騰で買い手が遠ざかり、在庫を増やさないために宝石商は需要が通常より弱いと感じていると、ムンバイに拠点を置くプライベートバンクの貴金属ディーラーは述べた。
インドでは結婚式が金購入の主な要因となっており、宝飾品の形をした金塊は花嫁の衣装の重要な部分を形成し、家族やゲストからの贈り物としても人気がある。
最大の消費国である中国では、金地金は、世界の基準スポット価格と同額から1オンスあたり5ドルの割引価格で取引された。
「人々は依然として長期投資として金の購入を検討しているが、この価格レベルでの購入には躊躇しており、市場参入にはより大きな調整を待っている」とウィング・ファン・プレシャス・メタルズの取引責任者、ピーター・ファン氏は語った。
スイスの10月の金輸出量は、価格高騰により中国の需要が圧迫されたため、前月比約11%減少したことが木曜日の税関データで明らかになった。
Bangladesh News/Financial Express 20251122
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/price-volatility-saps-gold-demand-in-top-asian-hubs-1763741751/?date=22-11-2025
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