武装集団がロヒンギャ難民キャンプ付近で男性を拉致

武装集団がロヒンギャ難民キャンプ付近で男性を拉致
[The Daily Star]凶悪犯らがテクナフのニラ連合西レダにあるロヒンギャ難民キャンプ近くの家を襲撃し、ヌルル・イスラム(50歳)という男性を拉致した。

警察によると、木曜日の午後9時頃、武装した地元住民とロヒンギャ族がヌルル・ハサン氏の自宅を襲撃した。逃走する襲撃者らと激しい銃撃戦が繰り広げられた。

レダの第24キャンプを担当するアプブン(治安部隊)のシャフィクル・イスラム・ラジュ警部は、情報に基づき現場に急行したと述べた。「アプブンは約61発の弾丸を発射した。襲撃者たちは最終的に山岳地帯へ逃走した」とラジュ警部は付け加えた。

ヌルルさんの息子カマル・ホセインさんは、一団の悪党がドアが施錠されているのに気づいて発砲し、屋根とドアを突き破って父親を引きずり出し、丘の方へ連れ去ったと語った。

「彼らは重火器を所持しており、現場で回収された薬莢は外国製の銃のものとみられる」と彼は述べた。襲撃者たちは家族を暴行し、貴重品を略奪した。

ラジュ警部は、ヌルル容疑者は以前、「タイガー・ジャマル」率いる地元の犯罪組織に関与していたと付け加えた。経済状況が改善した後、ヌルル容疑者は同組織を脱退し、それがジャマル容疑者との確執の原因となった。

同氏は、ロヒンギャの犯罪組織「ハレク・バヒニ」のメンバーとジャマル容疑者の部下が共同で襲撃と拉致を実行したと述べた。

昨晩現在、アプブンとテクナフ警察はヌルル氏の救出に向けた合同作戦を実施している。テクナフ警察署の責任者であるアブ・ザヘド・ヌール氏は、丘陵地帯での拉致被害者の捜索作戦が継続中であると述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251122
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/armed-gang-abducts-man-near-rohingya-camp-4040586