[The Daily Star]ラルモニルハット・サダール郡のティースタ鉄道橋が耐用年数を超えてから20年以上が経過したが、毎日約20本の旅客列車が脆弱化した橋梁を渡り続け、何千人もの通勤客を危険にさらしている。
英国統治時代に建設され、全長2,100フィートのこの橋は100年の耐用年数を想定して設計されたが、その期限は2001年に過ぎた。しかし、この橋は今もラルモニルハットとクリグラムを結ぶ唯一の鉄道路線であるため、列車の運行速度は低下している。
鉄道当局によると、橋の状態は近年著しく悪化しているという。かつてこの橋は鉄道と車両の両方が通行しており、線路上には木製の床板が敷かれていた。2012年に道路・高速道路局が道路交通用の別の橋を建設したため、大型車両の通行は停止している。
2019年、政府は旧橋の横に新たな広軌鉄道橋を建設するプロジェクトを開始しました。技術者たちは橋の測量を行い、間もなく工事が開始されると確約しました。しかし、6年が経過した現在も、このプロジェクトは鉄道省で停滞しており、目立った進展はありません。
「子供の頃からこの橋を渡ってきました。以前は頑丈に感じましたが、今は毎回揺れます」と68歳のマカン・ラル・ダスさんは語った。
機関士のマニク・イスラム氏は、「橋に入る前は常に速度を落とします。危険を冒して渡るのです。橋の状態が不安定なのは誰もが承知しています」と語った。
ラルモニルハット鉄道管区技師(西部地区)のシポン・アリ氏は、橋は現在も使用されているものの、耐用年数が過ぎているため本質的に安全ではないことを認めた。「新しい橋の設計作業は完了しています。しかし、プロジェクトは省庁の承認を待っているところです。承認が遅れている理由は申し上げられません。」
また、鉄道当局はすでに承認と予算配分を求める提案書を提出しているとも述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20251128
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/centuries-old-rail-bridge-puts-commuters-risk-4045291
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