[Financial Express]シンガポール、11月28日(ロイター): 世界最大の原油輸出国サウジアラビアは、スポット指標価格の下落を受け、アジアの買い手向けの1月原油価格を2カ月連続で5年ぶりの安値に引き下げる見通しだと、関係筋が28日明らかにした。
ロイターの調査によると、アジアに拠点を置く石油精製業者5社によると、主力のアラブ・ライト原油の1月の公式販売価格は、1バレル当たり30~40セント下落し、オマーン/ドバイ原油価格の平均に対して60~70セントのプレミアムとなる見込みだ。
ロイターのデータによると、これは2か月連続の低下となり、2021年1月以来の最低水準となる。
関係筋によると、アラブ・エクストラライト、アラブ・ミディアム、アラブ・ヘビーなど他の原油グレードの1月のOSPは、12月より1バレル当たり30〜50セント下落する可能性があるという。
この予測は、今月これまで平均1バレルあたり90セントで10月から32セント下落している、現物ドバイのスワップに対するプレミアムの低下傾向を反映している。
この圧力は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアおよびその他の同盟国が生産量を増やし、需要の伸びが鈍化する中で、供給過剰と余剰見通しが潤沢になったことから生じた。
OPECは4月から12月にかけて生産目標を日量約290万バレル引き上げた。
関係筋によると、2025年に段階的に生産量を増やしてきたOPEC8カ国は、日曜日に開催される会合で、2026年第1四半期に増産を一時停止する方針を変更する予定はないという。
また今月は、アルズール製油所の火災による停止後、スポット市場に約390万バレルの重質原油を提供するという、予想外の追加供給もあった。
調査回答者の1人は、価格引き下げは中国からの長期需要を促す可能性があると述べた。中国では今週、独立系精製業者が2026年分の輸入割当量の最初の一斉を受け取った。サウジ原油のOSPは通常、毎月5日頃に発表され、イラン、クウェート、イラクの価格動向を決定づけ、アジア向けの原油日量約900万バレルに影響を与える。
国営石油大手サウジアラムコは、顧客からの推奨と、過去1か月間の原油価値の変動を産出量と製品価格に基づいて計算した上で原油価格を設定している。
サウジアラムコの役員らは方針として、同国の月次OSPについてはコメントしない。
Bangladesh News/Financial Express 20251129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/s-arabia-may-reduce-january-oil-prices-to-asia-to-five-year-low-1764347786/?date=29-11-2025
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