[Financial Express]現在の厳しい時期は、関係省庁や部署に対し、政府が銀行借入や利払いの増加を回避するために、今年の修正予算から現実的な資金要求を行うよう警告している。
この指示は、財政部門から、従来通り赤字となる2025~26年度の予算を、各省庁と個別に協議しながら、収支を合わせるよう出されたものである。
当局者らによると、会議では一部の省庁や部署が今年度中に運営予算の全額を割り当てる必要があると主張しているという。
しかし、関係者によると、財務当局は歳入の動向を鑑みて緊縮財政策を厳格に遵守するよう求めたという。
財務高官はフィナンシャル・エクスプレス紙に対し、毎年、財政予算の運営費の約5分の1が国内からの借入金の利払いに充てられていると語った。そして、債務返済義務は年々増加している。
同氏は、今年度は約1兆タカが国内融資の利払いに充てられていると述べた。
「各省庁が実際には必要のない資金を要求すれば、財務部門は銀行などから借り入れをしなければならなくなり、その際に不必要な利息を支払わなければならなくなる」と彼は付け加えた。
「支出の見積もりがより現実的になれば、不必要な利子の支払いを避けることができる」と、名前を明かすことを望まなかった当局者は述べた。
別の財務局関係者は、政府は今年すでに総選挙開催に約300億タカを支出しているため財政的に逼迫していると述べた。さらに、ごく最近、政府は議員O(地方公務員雇用局)に登録されている教員への住宅家賃手当の増額を余儀なくされ、これにより約400億タカの追加費用が発生する可能性がある。
また、政府は5つのイスラム銀行に命綱をつけるため、新たに設立されたユナイテッド・イスラム銀行に約2,000億タカを提供することを約束した。
「歳入庁が魔法のように歳入を強化しない限り、これらは今年の政府支出に大きな圧力をかけ、銀行や財務システムからの借入を大幅に増加させるだろう」と同氏は付け加えた。
しかし、別の財務当局者は、歳入が大幅に増加しており、7月から10月までの期間には15%以上の増加を記録し、赤字財政のための銀行借り入れの圧力が軽減されるという期待が生じていると述べた。
「歳入徴収の傾向が続けば、政府の銀行借り入れへの依存度は低下する可能性がある」と当局者は予測する。
財務局の職員によると、暫定政府は今のところこの財政予算を約1500億タカ削減することを決定しているが、金額は最終決定せず、次回の議会選挙後に就任する次期政権に最終決定を委ねる予定だという。
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Bangladesh News/Financial Express 20251203
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