[The Daily Star]バングラデシュは過去に何度か公正な選挙を実施してきたが、民主的な政権移行にはつながらなかったとシュシャショネル・ジョンノ・ナゴリックの書記、バディウル・アラム・マジュムダール氏は昨日述べた。
同氏は、真の民主主義への移行には法的、制度的、構造的改革が必要であるため、選挙は不可欠だがそれだけでは十分ではないと述べた。
彼はダッカのシルダップ講堂でシュジャン氏が主催した「公正な選挙と民主的移行：国民の意見」と題する円卓会議でこの発言をした。
選挙改革委員会の委員長も務めるバディウル・アラム氏は、選挙は民主化プロセスの第一歩に過ぎないと述べた。過去の選挙の中には公正かつ中立的だったと考えられるものもあったが、民主化への移行にはつながらなかったと付け加えた。
民主主義への移行とは、すべての選挙が公正で、良き統治が確保され、国民の民主的権利と公民権が守られる、持続可能な民主主義制度を確立することを意味すると彼は述べた。公正な選挙がいくつか行われたにもかかわらず、そのような制度は未だ確立されていない。
公正な選挙を経て民主的な政権移行を達成するためには、クリーンな政治環境の創出などの問題に取り組む必要があると彼は述べた。
同氏は、政治的誠実性の低下について説明し、選挙制度が時とともに犯罪化され、不正者が議会に入り込み、政治の領域を弱体化させるようになったと述べた。
選挙は民主主義のプロセスにおける最初の一歩に過ぎません。過去の選挙の中には公正かつ中立的だったと考えられるものもありましたが、民主的な移行にはつながりませんでした。
彼はさらに、国内の大規模な汚職は政治的保護の下で行われていると付け加えた。大規模な汚職は、政治家、一部の官僚、そして実業家の共謀から生じていると彼は述べた。
彼はこうした状況を変えるために法的、制度的、構造的な改革を求めた。
政治学者のディララ・チョードリー教授、写真家のシャヒドゥル・アラム氏、選挙改革委員会のメンバー、ジェスミン・トゥーリ氏もイベントで講演した。
議論の議長はシュジャン副社長のMAマティン氏が務めた。
Bangladesh News/The Daily Star 20251203
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/fair-polls-alone-cannot-guarantee-democracy-4049141
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