[Financial Express]モスクワ、12月3日(BBC/AFP): クレムリンは、モスクワで米国の交渉担当者らと会談した後、ウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ和平に関する米国の提案を全て拒否したと示唆するのは間違いだと述べた。
ロシア当局者は会談は「建設的」だったが、ウクライナの領土譲歩をめぐっては「妥協」には至らなかったと述べている。
一方、ウラジーミル・プーチン大統領と米国当局者らとの交渉が進展なく終わったことを受け、ロシアはウクライナ戦争の解決に至るために必要な回数米国と会談する用意があるとクレムリンは水曜日に発表した。
プーチン大統領は火曜日、ドナルド・トランプ大統領の特使スティーブ・ウィトコフ氏および義理の息子ジャレッド・クシュナー氏と深夜に何時間も協議したが、どちらの側もウクライナでのほぼ4年にわたる戦争を終わらせる和平解決に向けた進展を発表しなかった。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は「われわれは(ドナルド・)トランプ米大統領の政権の努力に感謝しており、和平合意に達するために必要な回数だけ会談する用意がある」と述べた。
ウィトコフ氏とクシュナー氏は、ワシントンとキエフの会談後、紛争終結に向けた米国の計画の最新版を持ってモスクワを訪れた。
ペスコフ氏は、ロシア側が彼らにとって「受け入れられない」ことを表明したと述べた。
「これは通常のプロセスだ」とペスコフ氏は述べ、「直接の意見交換は初めてだ」と付け加えた。
同氏は、モスクワは米国も進展のプロセスについて口を閉ざすと予想していると述べた。
プーチン大統領は米国当局者との会談に先立ち、欧州に対し強硬な声明を発表し、欧州がいかなる和平合意も妨害しようとしていると非難した。
欧州の指導者たちは、第二次世界大戦以来の欧州最悪の紛争を終わらせるプロセスから取り残されることを懸念している。
「彼らがこのプロセスに参加しないのは、いまだにロシアに戦略的敗北を与えるという考えに執着しているからだ」とペスコフ氏は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20251204
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/kremlin-denies-putin-rejected-all-of-us-proposals-1764783410/?date=04-12-2025
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