DSE取締役会に2名の株主取締役が無投票で選出

DSE取締役会に2名の株主取締役が無投票で選出
[Financial Express]ハニフ・ブイヤ氏とサジェドゥル・イスラム氏は、ダッカ証券取引所(DSE)の今後3年間の株主取締役に無投票で選出された。

2人は、シャキル・リズヴィ株のマネージング・ディレクターであるムハンマド・シャキル・リズヴィ氏と、ジャハン証券のマネージング・ディレクターであるモハメッド・シャージャハン氏の後任となる。

今年、相互会社化計画に従い、リズビ氏とシャージャハン氏の3年間の任期が終了したことで、株主取締役のポスト2つが空席となった。

空席を埋めるため、ダッカ証券取引所は11月初旬、退職した高等裁判所判事のムハンマド・アブドゥス・サマド判事を委員長とする3人からなる選挙委員会を設置した。

選挙スケジュールによれば、立候補届出書の提出期限は11月19日、立候補辞退の期限は12月2日(火)となっている。

規定の期限内に立候補書類を提出したのは、ラピッド・セキュリティーズのマネージング・ディレクターであるブイヤ氏と、シャモル・エクイティ・マネジメントのマネージング・ディレクターであるイスラム氏の2人だけだった。

その結果、DSE選挙管理委員会は、ブイヤ氏とイスラム氏が同国主要証券取引所の株主取締役に無投票で選出されたと発表した。

新しく選出された取締役は、12月18日に予定されている証券取引所の第64回年次総会(AGM)で、13名からなるDSE取締役会に加わることになる。

相互会社化の計画の下、DSEの取締役会は、独立取締役7名、株主取締役4名、戦略的投資家部門の代表者1名、および証券取引所のマネージング・ディレクターから構成される。

一方、DSE取締役会は25年度の配当金を1.70%とすることを勧告しており、これはほぼ10年ぶりの最低配当となる。

主要証券取引所の利益は、市場の弱気傾向と売上高の低下により、年間で前年比49%減の3億3000万タカに急落した。

同取引所は過去数年間、営業損失を計上しているものの、主に定期預金証書(FDR)からの営業外収益により、利益は維持されている。

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Bangladesh News/Financial Express 20251204
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/2-shareholder-directors-elected-unopposed-to-dse-board-1764784482/?date=04-12-2025