選挙日を発表する前にカレダ氏の健康状態を考慮する

[The Daily Star]国民市民党は昨日、来年2月に予定されている第13回総選挙の日程を発表する前に、選挙管理委員会に対し、BNP議長カレダ・ジア氏の病気と国の現在の政治状況を考慮するよう求めた。

NCP党首らは「公平な競争条件」への懸念を表明し、選挙を前に全国の警察副長官や警視総監の任命に政治的影響が及ぶ可能性があると述べた。同党は選挙委員会に対し、これらの問題についてより慎重になるよう求めた。

NCPの指導者たちは、3人からなるNCP代表団がダッカの選挙管理委員会本部で首席選挙管理委員と会談した昨日午後、記者団に対しこうした懸念を伝えた。

同党はまた、登録政党として欧州委員会から正式な証明書も受け取った。

NCPのナヒド・イスラム委員長は、「選挙委員会に対し、選挙日程は政治的安定が確保され、各政党が組織内だけでなく政治全体においても選挙活動を開始できる環境が整った時に発表すべきだと伝えました。そのような時期に発表されれば、選挙委員会とすべての政党にとって有益となるでしょう」と述べた。

かつて不信感を表明していた選挙委員会に対し、NCPが現在どのように見ているのかと問われたナヒド氏は、「我々は依然として選挙委員会について懸念を抱いています。委員会は旧法に基づいて設立されたため、我々はこれに反対しました。我々は、提案されている改革に基づいて委員会を設立すべきだと主張してきました。しかし、我々は選挙に向けて前進したいとも考えています。政府は現状を踏まえて行動を起こしたため、我々はこの問題をこれ以上追及しませんでした」と述べた。

NCPのナシル・ウディン・パトワリー首席コーディネーターは、「妥協を許さない民主主義の指導者であるカレダ・ジア氏が病気です。その結果、バングラデシュの政治情勢は危機的な状況にあります。私たちは、これらの危機を乗り越え、全員が参加して投票プロセスに臨めるように、スケジュールを策定すべきだと主張しています」と述べた。

NCPが選挙委員会に選挙日程の延期を要請したかとの質問に対し、パトワリー氏は「いいえ。なぜ日程を延期したいのでしょうか。危機が解決した後に日程を発表すべきだと言っているのです」と答えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251204
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/consider-health-khaleda-announcing-election-date-4049971