[Financial Express]ロイター通信によると、金は金曜日に上昇した。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の来週の政策会合を前に、市場が米国のインフレデータに注目している中、米金利引き下げ観測の高まりに支えられたものだ。
スポット金は、1208 GMT時点で0.5%上昇して1オンスあたり4,226.99ドルとなったが、週間では0.1%下落する見込みだ。
米国の2月限金先物は0.3%上昇し、1オンスあたり4,257.40ドルとなった。
FXTMのシニアリサーチアナリスト、ルクマン・オトゥヌガ氏は「金は、FRBが来週利下げを行うとの市場の見方によって、やや上昇している」と述べた。
水曜日に発表されたデータによれば、11月の民間雇用者数は3万2000人減少し、過去2年半で最も大幅な減少となった。
ロイターが調査した100人以上のエコノミストの過半数は、FRBが12月9~10日の会合で政策金利を25ベーシスポイント引き下げると予想している。金利低下は、金などの利回りの低い資産に有利に働く傾向がある。
投資家は、本日遅くに発表される9月のPCEインフレデータに注目している。これは来週のFOMC会合前の最後のデータ発表となる。
一方、インドでは金価格が今週、過去最高値に迫る急騰を見せ、買い手が価格調整を待つ中で現物需要が落ち込んだ。一方、中国でもスポット金市場のボラティリティと高価格の中、需要は比較的低調に推移した。銀は1.9%上昇し、1オンス58.20ドルとなった。水曜日に過去最高値の58.98ドルを付けた後、週間では3.2%上昇した。
Bangladesh News/Financial Express 20251206
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-rises-on-rate-cut-bets-as-investors-brace-for-us-data-1764953117/?date=06-12-2025
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